Moss Pavilion

モス・パビリオン — 光と湿度が浮かぶインスタレーション

OVERVIEW — 概要

宙に浮かぶ、
小さな生態系

Moss Pavilion は、苔を封じ込めたガラスの球体を天井から吊るしたインスタレーションです。それぞれの球体は独立した湿度環境を持ち、来場者が歩くたびに変化する光の反射が、苔の色を微細に揺らします。

展示空間全体をひとつの生態系として捉え、空調・照明・音を含めたすべての要素を、苔の生育条件から逆算して設計しました。

ガラスのテラリウムと繁殖用の瓶
苔とシダのマクロ写真
シダと苔の垂直庭園壁
DETAIL — ディテール

湿度という
見えない素材

来場者には見えない配管が、それぞれの球体に微細な霧を送り続けています。湿度こそが、この作品を「生きた展示」たらしめる、最も重要な素材です。

“苔は急がない。だからこの部屋の時間も、少しだけゆっくり流れる。”
— 展示ステートメントより