The Vault House

ヴォールトハウス — 幾何学構造とツタが共に育つ住宅

OVERVIEW — 概要

育つことを前提とした
建築

The Vault House は、コンクリートと鉄によるヴォールト構造に、あえて余白を残して設計された住宅プロジェクトです。竣工時はまだ何も纏っていなかった外壁は、数年をかけてツタに覆われ、季節ごとに表情を変える「育つ建築」へと変化していきます。

私たちは施主とともに、完成形を急がないという合意からこのプロジェクトを始めました。植栽計画は5年単位で見直され、建築とツタの関係は今も更新され続けています。

夕日に照らされるツタ覆いの石壁ファサード
石、木、ツタが組み合わさる建築ディテール
ツタに覆われたガラスの玄関
DETAIL — ディテール

境界としての
玄関

玄関はガラスと石によって構成され、内と外の境界を曖昧にしています。ツタが少しずつ枠を越えて室内に近づくよう、あえて誘導のための金具を仕込んでいます。

“この家は、まだ完成していない。むしろ、それでいいと思っている。”
— 施主インタビューより